「スキューバダイビングを始めたいけど、ライセンスってどのように取ればいいんだろう」とライセンスの取り方に迷っていませんか?
ダイビングのライセンス「Cカード」を取得するには、講習を受ける必要があります。
※Cカード:Certification Card の略
講習を受けられる場所は、大きく分けると「自宅や職場などの近場」のダイビングショップか「旅行先」のダイビングサービスという選択肢になるでしょう。
さて、どこに申し込むべきなのか?ダイビングショップの違いは何なのか?ご自身に合ったライセンスの取り方を考えてみませんか。
私は自宅から通いやすいダイビングショップで申し込み、ライセンスを取得しました。
首都圏や国内外のリゾート地でインストラクターを経験している夫に、オススメなダイビングライセンスの取り方を聞いてみたのでご紹介します。
- ダイビングライセンスをどこで取れるのか、取り方を知りたい
- 都市型ダイビングショップと現地ダイビングサービスの違いを知りたい
- 旅行先で取るか、近場で取るか、ライセンス取得方法を迷っている
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ダイビングライセンス「Cカード」を取得できる場所はどこ?
ダイビングのライセンス「Cカード」はダイビングショップでインストラクターからの講習を受けて取得します。
「家や職場の近く」または「旅行先」等のダイビングショップで取得可能
数あるダイビングショップは、大きく分けると「家や職場の近く」または「旅行先」という選択肢になります。
家や職場の近くで調べてみると意外と通いやすい場所にあったりするのです。
気にしていないと、「こんな場所にダイビングショップなんてあったんだ〜」と驚きを感じるでしょう。
また、旅行先で調べてみると、リゾート地などの海の近くにあるダイビングショップが多く出てきます。
旅行のプランとしてダイビングライセンスが取得できるコースもあります。
こういったダイビングショップを分類すると、家や職場から通いやすい場所は「都市型ダイビングショップ」、旅行先などは「現地ダイビングサービス」として呼ばれています。
これらの違いはまた後ほど解説します。
ちなみにダイビングショップは、海のない地域にも存在していますよ。
ライセンスを認定できるインストラクターがいることが条件
ライセンスを認定できるのは、ダイビングのインストラクターです。
ダイビングライセンスを取得できる指導団体はいくつかありますが、ここでは世界で数多く発行している「PADI」のコースをご紹介します。
「PADI」では4つのランクがあります。
オープン・ウォーター・ダイバー(OWD) | 安全にダイビングを楽しむための初心者向けのコース。取得すると最大水深18mまで潜れる |
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOW) | OWDの次に目指すコース。取得すると、最大水深30mまで潜れる。夜に潜るナイトダイビングなども行える |
レスキュー・ダイバー | AOWの次に目指すコース。自分以外のダイバーのトラブルに対応できるスキルを身につける |
マスター・スクーバー・ダイバー | アマチュアで最高峰のランク。ダイビングのスキルを磨き、50本以上の経験を積んだ人が取得できるライセンス。最も安全なレジャー・ダイバー |
これらのライセンス講習を開催できるのは、インストラクターの資格を持った人です。
ちなみに、インストラクターにも様々なランクがありますが、PADIでは「オープンウォーター・スクーバ・インストラクター」以上のインストラクターの資格を持っている人であれば、上記のライセンスの指導を行うことができます。
都市型ダイビングショップと現地ダイビングサービスの違い
ダイビングショップには「都市型ダイビングショップ」と「現地ダイビングサービス」という分類があります。
それぞれの違いについて解説していきます。
都市型ダイビングショップ
都市型ダイビングショップとは「家や職場の近く」にあるダイビングショップのことです。
海が近くにない内陸の地域にあるショップは主に「都市型ダイビングショップ」に分類されます。
東京でも、池袋・新宿・渋谷などに都市型ダイビングショップがあります。
- 駅近くにショップがある場合が多い
- ダイビング可能なプールを使用した講習
- ダイビングスポットまでショップ周辺からの送迎あり
- ライセンス取得をメインとしている
メリット
- 家や職場から通いやすい
- まとまった日程が確保できなくても講習を受けられる
- プールで水に慣れることができるので安心
- 現地までの送迎がある場合が多いので、移動が楽
- ライセンス取得後のファンダイビング等で知っているインストラクターと潜れるため安心
- ライセンス取得後もダイビングに関する相談を気軽に行える
デメリット
- ショップによってスケジュールが決まっており団体行動が必要になる
- 器材の販売やツアー申し込み等のセールスがある
- リゾート地と比較すると透明度が劣る場合がある
現地ダイビングサービス(リゾート)
現地ダイビングサービスとは、「リゾート地など、ダイビングスポットの近く」にあるダイビングショップのことです。
現地ダイビングサービスの中でも、日帰りでライセンスを取得する場合と、旅行でライセンスを取得する場合があります。
例えば関東にお住まいの方であれば、日帰りで可能な場所は「伊豆・館山・湘南」などです。都市型ダイビングショップのダイバーもよく行くエリアになります。
旅行の場合は沖縄など国内リゾート地の他にも、海外リゾート地でもライセンスを取得できます。
- ダイビングスポットの近くにあるショップが多い
- 講習ではプールではなく限定水域の海で行う場合もある
- 講習日程が短期間(旅行中のみ)
- ガイドをメインとしている(現地の海を知り尽くしている)
限定水域の海とは、浅くて波の少ない穏やかな海域のことだよ。
メリット
- 短期間でライセンスを取得できる
- リゾート地では比較的透明度が高い
- 旅行を楽しみながらライセンスを取得できる
- 団体行動をしないので講習前後の1日のスケジュールが自由
- 現地の海を知り尽くしたインストラクターなので最良のポイントで潜ることができる
デメリット
- ライセンス取得後のサポート体制が取りづらい
- スケジュールの代替ができない
- 頻繁に行けない
「都市型ダイビングショップと現地ダイビングサービス、自分に合ったのはどちらだろう」と迷う方もいるでしょう。それぞれどのような人にオススメなのかをまとめました。
都市型ダイビングショップでライセンスを取得したい
都市型ダイビングショップでライセンスを取得するなら、このような方がオススメです。
- 海が近くにない
- まとまったスケジュールが確保できない
- 今後も継続してダイビングを行いたい
海が近くにない
例えば「都心に住んでいて海に行くには何時間もかけていかなければならない」という方は、近場から送迎をしてくれる都市型ダイビングショップでのライセンス取得がオススメです。
場所を調べて交通手段を考えると、送迎をしてくれるのは非常にありがたいです。
送迎中には車の中で休むことができるので、ダイビングで疲れた後も安心して帰宅できます。
まとまったスケジュールが確保しづらい
「仕事の都合がつかず連休が取りづらい」という方は、日程の融通がきく都市型ダイビングショップでのライセンス取得がオススメです。
ダイビングライセンスの取得には通常4日間の講習日程が必要です。ですが4日間連続で時間を確保するのは難しいものです。
都市型ダイビングショップでは自分の日程に合わせて、4日間のスケジュールを分けて組むことができます。
自動車免許の取得に例えると、都市型ダイビングショップは「通い免許」、現地ダイビングサービスは「合宿免許」としてみるとイメージしやすいでしょう。
忙しい方は好きな日程で通える「都市型ダイビングショップ」でのライセンス取得を検討してみましょう。
今後も継続してダイビングを行いたい
ダイビングのライセンスを取得したからといって、スキルが完全に身についた訳ではありません。
安心して潜れるようになるためには経験を積んでダイビングのスキルを安定させる必要があります。
その状態になるまでは、ライセンス講習が終わった後のファンダイビングなどでインストラクターについて練習し、自信を持って潜れるようになることを目指していきます。
このようにダイビングのライセンスを取得した後は、継続するということが大事になります。
都市型ダイビングショップでは、
- 知っているインストラクターと一緒に潜れるので安心
- スキルアップや機材購入の相談を気軽にできる
- 通いやすくダイビング仲間にも会える
といった継続しやすい環境が整っています。
ライセンス取得だけでなく、ダイビングを続けていきたい方は、「都市型ダイビングショップ」でのライセンス取得が良いでしょう。
\都市型ダイビングショップでライセンスを取得できる場所はココ/
現地ダイビングサービスでライセンスを取得したい
現地ダイビングサービスでライセンスを取得するなら、このような方にオススメです。
- 短期間で集中して講習を受けたい
- 旅行先のキレイな海でライセンスを取得したい
短期間で集中して講習を受けたい
日程が確保できて一気にライセンスを取得してしまいたい方は現地ダイビングサービスで宿泊込みで行くことも可能です。
連続した日程で取得する方が、得た知識を忘れてしまう前に次の講習を受けられるので、ダイビングのスキルを維持しやすいでしょう。
もちろん連続した日程でのスケジュールを組むのは都市型ダイビングサービスでも可能です。連日通うことを考えると海の近くで宿泊をして講習に行くのが移動の負担も少ないです。
現地ダイビングサービスに日帰りで通いたいという方は海の近くにお住まいであれば良いですが、遠いのであれば宿泊先を探した方がいいでしょう。
旅行先のキレイな海でライセンスを取得したい
沖縄や海外リゾート地の海は、東京近郊の海に比べて透明度が高くキレイと感じる人が多いでしょう。
「せっかくダイビングするならキレイな海で潜りたい」というあなたは、リゾート地などの旅行先の海で取得をするのがオススメです。
海の状態が良ければ、浅い場所でもカラフルな魚などが見られたりウミガメなどに会える可能性もあります。
講習なので魚を追いかけたり自分で写真を撮ったりすることは難しいですが、リゾート地の方が生き物や鮮やかな景色を楽しめるでしょう。
\現地ダイビングサービスでライセンスを取得できる場所はココ/
国内格安航空券の予約・比較なら【ソラハピ】「ダイビングライセンスの取り方」についてよくある質問 Q&A
ここでは「ダイビングライセンスの取り方」について、皆さんが疑問に思う内容をQ&A方式でお答えしていきますね!
Q1:インストラクターとガイドの違いって?
A1:ガイドは水中の案内をできる人、インストラクターは水中ガイドに加えて講習を行うことができる人です。
水中ガイドは「ダイブマスター」以上のライセンスを保有していれば水中のツアーを開催することができます。ただし、Cカードの講習はできません(アシスタントのみ)
インストラクターはダイビングの知識やスキルを人に教えることができ、講習を実施することができます。インストラクターは「オープンウォーター・スクーバ・インストラクター」以上のライセンスが必要です(PADIの場合)
Q2:都市型ダイビングショップと現地ダイビングサービスの費用の違いはある?
A2:都市型だから、現地だからといった費用の大きな違いはありませんが、ショップによる差はあります。
オープン・ウォーター・ダイバーのライセンスを取得する場合の相場は4〜7万円です。キャンペーン等で安く取得できることもあります。
この費用は都市型ダイビングショップだから高い、現地ダイビングサービスだから安いというような違いはありません。
ただし、都市型ダイビングショップでは押し売りが強いという印象を受ける場合もあるでしょう。
ライセンスの取得費用があまりにも安いと感じる場合、器材の購入が条件についているなどの理由があったりします。
ダイビングのライセンスを取得する際に、ライセンスの取得費用の内訳や、取得後にどういった費用が必要なのかを事前に確認しておけば安心して申し込みができます。
安いからという理由だけで申し込むのではなく、費用の内訳などがホームページ等で公開している、又は問い合わせをした際に費用の詳細をしっかりと説明してくれるお店を選びましょう。
「ダイビングライセンスの取り方」についてのまとめ
ダイビングライセンスの取り方は「都市型ダイビングサービス」または「現地ダイビングサービス」でCカード取得のコースを申し込みます。
都市型ダイビングショップも現地ダイビングサービスも、それぞれの特長がありますので、自分の目的に合った場所を選ぶのが大切です。
家や職場から通いやすい場所で講習を受けたいか、旅行先で講習を受けたいか、スキルアップを目指していきたいか、短期間でライセンスを取得したいかなど、自分の目的に応じてライセンスの取り方を選んでみましょう。
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